💪リハビリ・健康のはなし
どうして足がつるの?こむら返りについて解説
患者さんの中で最近足がつると相談されることが多くあります。
足がつる(こむら返り)は、筋肉が自分の意思とは関係なく急激に収縮してしまう状態です。特にふくらはぎに多いですが、足裏や太もも、足の指にも起こります。
主な原因は次のようなものです。
1. 水分・ミネラル不足
汗をかいたり、水分補給が足りなかったりすると、筋肉の働きを調整する電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)のバランスが崩れ、足がつりやすくなります。
2. 筋肉の疲労
運動や長時間の立ち仕事・歩行などで筋肉が疲れると、神経が興奮しやすくなり、けいれんが起こりやすくなります。
3. 血行不良
冷えや長時間同じ姿勢を続けることで血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、足がつる原因になります。
4. 加齢
年齢とともに筋肉量や柔軟性が低下し、神経や筋肉の働きも変化するため、中高年では足がつりやすくなる傾向があります。
5. 病気や薬の影響
次のような場合にも足がつることがあります。
- 糖尿病
- 腰の病気(腰部脊柱管狭窄症など)
- 腎臓や肝臓の病気
- 下肢静脈瘤
- 利尿薬など一部の薬の副作用
頻繁に繰り返す場合は、病気が隠れている可能性もあるため、一度医療機関で相談すると安心です。
足がつったときの対処法

- つった筋肉をゆっくり伸ばす
- 足首を手前に引く(ふくらはぎがつった場合)
- 軽くマッサージする
- 温めて血流を良くする
- 水分を補給する
予防法
- こまめな水分補給
- バランスの良い食事
- ふくらはぎや太もものストレッチ
- 適度な運動で筋力を維持する
- 入浴で身体を温める
- 寝る前に軽くストレッチを行う
